地方の支店は“学びの宝庫”
本社ではできない経験がある

転職サイトで求人を探していたところ、目に入ったのが三菱地所パークスでした。三菱地所グループの会社という安心感はもちろん、街づくりにも興味があった私は一気に興味を持って、面接のエントリーをしました。選考の際に感じたのは、ありきたりな質問だけではなくて、まるで雑談をするかのような質問でナチュラルな私を知ろうとしてくれたこと。フランクで、明るく接してくださったことが心地よかったのを覚えています。

研修でも、万が一パワハラまがいのことが起きれば社員専用のホットラインを使えることなどを知りました。また、営業職の私は、OJTで先輩の仕事ぶりをしっかり目に焼き付けてから、現場に出ることができました。今でも上司に支えてもらっており、自立心と安心感の両方を持ちながら働くことができています。

そんな私の現在の仕事は、福岡営業所での駐車場営業です。「土地が余っているので駐車場にしたい」などのご相談をいただいたら、月当たりの利益をシミュレーションしてオーナー様に駐車場運営のご提案をします。一方で、月極駐車場の土地を求めて、チラシのポスティングをすることもあります。本社では、この辺りの仕事は分業になっているのですが、福岡営業所はコンパクトな体制とあって、希望すれば、何でも自分でやることができます。要は、勉強したい人にはもってこいの環境なんです。

私はなんでも行動に移すタイプの人間で、上司から「考え過ぎずに、すぐに行動に移すところがすばらしいと思う」と褒めてもらったことがあります。それは、最低限の必要な知識しか学んでいない状態で駐車場の営業をして、なんと成約に結びついたからなのですが、営業職には私のような、謎の自信の持ち主が強いのではないかと思っています（笑）。

でも、その謎の自信を持つことができたのは、入社直後に本社で1ヶ月に渡る研修があったからこそ。私はずっと福岡で生きてきたので、東京で働くのが初めてでした。新鮮な気持ちで新しい会社での仕事をスタートできるのは、とてもいい経験でした。

新入社員らしさという点で大事にしているのは、人に何かを教えてもらうのを当たり前だと思わないことです。人の時間というのは、とても貴重なもので、まだできることの少ない私が、なんでもできる上司に質問をして時間を奪ってしまうのは、よくないことだと考えています。だからこそ、事前に検索してわかることや自分で調べられることは調べた上で、自分が何をわかっていないかを絞り込むのが大切だと思っています。

それは営業をする上でも同じで、お客さまからどんな質問が来るかを想定して、事前に答えることをまとめておくようにしています。

そんな、まだ入社間もない私ですが、三菱地所パークスに入社してよかったなと思うのは、大規模な駐車場の案件に関わるチャンスがあることです。大規模な駐車場でしか学べない、管理・運用の知見を身に付ける機会があるのはで自分の成長につながります。

ゆくゆくは、大規模な駐車場のオープン前から案件に携わって、自分たちがこの駐車場をつくり上げたんだ、という実感を得たいです。

駐車場は、施設を訪れる人が最初に来る場所で、その施設の第一印象につながる存在。三菱地所パークスの駐車場は、スタッフが常駐していてお客さまに接客をすることが特徴なので、接客を通じて、人や街を元気にしていければと思います。