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2023.10.02ニュース
駐車場管理クラウドシステム「CREPEⓇ」本格運用開始
~未来の駐車場に向けた第一歩として~
駐車場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進三菱地所パークス株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:佐藤正典)は、2021年より検証を行ってまいりました車両ナンバー・駐車時間・店舗利用データを、駐車場自動精算機や車番認識カメラ、ゲートといった場内管制機器と接続して連携処理する駐車場管理クラウドシステム「CREPEⓇ(クレープ)」(以下、CREPE)(※1)の本格運用を2023年10月2日より開始しますので、お知らせいたします。
CREPEは、駐車場利用者の利便性向上を目的に、駐車場のキャッシュレス化・チケットレス化を始め、スマートフォン(以下、スマホ)での駐車料金割引サービスの付与やパスカード等の購入が可能な駐車場管理クラウドシステムです。
ユーザーは、駐車場内に掲載されたQRコード(※2)を自身のスマホで読取り車両ナンバーを入力することで、駐車料金のキャッシュレス精算が可能なほか、駐車料金の割引対象店舗利用時に、自身のスマホを店舗に提示することで割引情報が付与されます。その際に無料となった場合は、これまでのように出庫前に事前精算機に立ち寄ることなく出口ゲートから出庫することができます。駐車チケット(1日券・1ヵ月パスカード等)をスマホにより購入することも可能で、契約期間内は駐車場をハンズフリーで入出庫することができます。
また、現在稼働中の駐車機器にも接続が可能で、機器・システム等の大きな変更がなくキャッシュレス化・チケットレス化が可能なほか、従来の磁気サービス券や高価な認証機に代わる3種のサービス認証機(QRサービス券発行機・サービス認証スマホ・ハイブリット認証機)で、駐車機器更新時のコスト削減が可能です。更には、入庫/出庫のハンズフリー化によって、駐車場の利用者自損事故の約70%(※3)を占めるゲート付近での事故抑制に寄与するほか、スムースな入出庫による排気ガス削減ならびに駐車券やサービス券といったチケット類の電子化による省資源化など、環境負荷軽減にも貢献いたします。当社は、CREPEの導入により、ユーザーの利便性や安全性の向上及び駐車場管理・運営における効率化・高度化等の課題解決を図ると同時に、自動運転車などの将来の車社会に向けた駐車場のDXに積極的に取り組んでまいります。
【駐車場管理クラウドシステム「CREPE」の特徴】
(1)現在稼働中の駐車機器にも導入が可能で、機器・システム等の大きな変更が不要(対象機器限定)
(2)安価で設置工事の必要がないKIOSK端末型のCREPE発券/精算機の導入が可能
(3)駐車券やサービス券をQRコードで電子化することで非接触化と省資源化を実現
(4)入庫/出庫のハンズフリー化による、駐車場の利用者自損事故の約70%を占めるゲート付近での事故抑制
(5)従来の磁気サービス券や高価な認証機に代わる3種のサービス認証機(QRサービス券発行機、サービス認証スマホ、ハイブリット認証機)で、駐車機器リプレイス時のコスト削減が可能
(6)キャッシュレス化やスマホからの申し込みにより、駐車場係員の現金回収・申込書等の手交などの業務削減が可能※1:CREPEはCreate Excellent Parking Experience(素晴らしい駐車体験を創造する)の略称。
※2:QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※3:当社管理駐車場で発生した事故データによる。機能など詳細につきましては、PDF資料にてご覧いただけます。
[詳細資料]
駐車場管理クラウドシステム「CREPEⓇ」本格運用開始(PDF)[CREPE特設サイト]
https://www.mec-p.co.jp/service/crepe/
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